MacにVirtualBoxでCentOSをインストールしてみました

新たに何か勉強したいなと思い、なんだかんだで今まで触れてこなかったVirtualBoxを使ってCentOS7をインストールしてみました。

CentOSでのサーバー構築というのは一応経験がありましたが、CentOS6の初期の頃であまり記憶も無く。

ちょっと頑張ってみたいと思いやってみました。

今回インストールするパソコンは、ちょっと古いMacbookです。たしか2008 Midだったような。OSは10.6 Snow Leopardです。

元々はメインマシンだったのですが、現在は作業にはあまり使っておらず、ほぼファイルサーバー&メディアプレーヤーになっています(笑)

では、順を追って説明してみたいと思います。

1 VirtualBoxダウンロード

とりあえず↓この辺からVirtualBoxダウンロードですね。
https://www.virtualbox.org/

ページ内左サイドバーのDownloadsから。

VirtualBox Webサイト

VirtualBox Webサイト

2015年4月現在のバージョンは4.3.26です。

VirtualBoxバージョンは4.3.26

VirtualBoxバージョンは4.3.26

2 チェックサム確認

念のため、ファイルのチェックサム確認です。

ダウンロードリンクの少し下に「SHA256」と「MD5」というリンクがあり、それを開くと一覧で表示されます。

VirtualBoのチェックサム

VirtualBoのチェックサム

それを表示して確認しつつ、Macのコンソールで以下の様なコマンドを打ちます。

shasum -a 256 VirtualBox-***************.dmg

これで表示されたものと先程のWebページのものとを照合して同じならOKということになります。

もし異なる場合は正常にダウンロード出来ていなかったり、怪しいファイルということも考えられますので再度ダウンロードです。

(正直このチェックは普段あまりしないというのは秘密です。もちろんお仕事関連なら可能な限りしますが。)

3 CentOSダウンロード

次はCentOSです。↓この辺からダウンロードです。
https://www.centos.org/

ここでは「DVD ISO」をクリックします。

CentOS Webサイト

CentOS Webサイト

開くページはミラーサイトのリストですので、その中のどれかをクリックします。出来るだけ近い位置にあるサイトが理想ですが、国内ならあまり違いはないような気がしています。

CentOS ダウロードのミラーサイト

CentOS ダウロードのミラーサイト

4 チェックサム確認

VirtualBoxと同様にチェックサム確認します。

ちょっと判りづらいですが、「release notes」ページにあります。

CentOS Webサイトの中段にrelease notesへのリンクがあります

CentOS Webサイトの中段にrelease notesへのリンクがあります

「4. Verifying Downloaded Installation Images」という部分です。

コマンドは、当然ながらVirtualBoxと同様です。

shasum -a 256 CentOS-***************.iso

5 VirtualBoxインストール

特に何も言うことはありません。

dmgファイルにインストールパッケージファイル「VirtualBox.pkg」が入っているので、それをダブルクリックです。

VirtualBoxのdmgファイルの中身

VirtualBoxのdmgファイルの中身

あとは画面の指示に従うだけ。

6 VirtualBoxで仮想マシンの作成

ある意味ここからが本番です。

VirtualBoxを起動し、ウインドウ左上部にある「新規」をクリックします。

「名前とオペレーティングシステム」というウインドウではインストールするOSを選択します。「名前」は任意に決められます。

名前とオペレーティングシステム設定画面

名前とオペレーティングシステム設定画面

CentOSをインストールする場合は「タイプ」に「Linux」、バージョンに「Red Hat (64 bit)」を選択します。

ちなみに、このウインドウの初期状態では「タイプ」に「Microsoft Windows」、バージョンには「Windows XP (32 bit)」が選択されていましたが、「名前」に「Cent」まで入れると自動的に「Linux」「Red Hat (32 bit)」が選択されます。

7 メモリサイズとハードドライブサイズ

次の画面ではメモリーサイズの設定をします。

メモリーサイズ設定画面

メモリーサイズ設定画面

ここで画面上には「必要なメモリーサイズは512MBです。」とありますが、CentOS 7の日本語リリースノートによると最低1024MB必要とのことでしたので私はそれを設定しました。

次にハードドライブの設定画面です。ここでは「仮想ハードドライブを作成する」を選択して「作成」ボタンを押します。

ハードドライブ設定画面

ハードドライブ設定画面

ハードドライブのファイルタイプはVDIを選択します。

ハードドライブのファイルタイプ設定画面

ハードドライブのファイルタイプ設定画面

「物理ハードドライブにあるストレージ」画面が表示されますが、私はここで「固定サイズ」を選択しました。

物理ハードドライブにあるストレージ設定画面

物理ハードドライブにあるストレージ設定画面

可変サイズでも良いような気はしますが、正直なところまだよく判らなかったので、安全な気がする固定サイズを選択しました。

次に「ファイルの場所とサイズ」画面です。「ファイルの場所」はデータの実体が保存される場所ですが、私はそのままにしました。またサイズは初期状態で8GBになっていましたが、16GBにしました。なんとなく。

ファイルの場所とサイズ設定画面

ファイルの場所とサイズ設定画面

ここは少し時間がかかりますので、ちょっとコーヒー飲んで落ち着きます。

待ちます

待ちます

終わったらVirtualBox側の準備完了です。

VirtualBoxの設定完了

VirtualBoxの設定完了

8 次はCentOSインストール

では次はCentOSインストールを・・・と行きたいところですが、ちょっと長くなってしまったのでそれはまたの機会に。

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